今回は数あるソフトシンセの中でも「最強のモンスターシンセ」と称されるVPS Avenger(現在はバージョン2に進化)について軽く解説したいと思います。
もしも「これ一台あれば何でもできるシンセはどれ?」と聞かれたら、私は迷わずこのAvengerを挙げます。それはなぜか?音も良い上にこのシンセ内だけでほぼ曲が出来てしまうぐらいに多機能だからです。はっきり言ってできることが多すぎて、とてもじゃないけど機能を完全に覚えられないです。かと言って操作が煩雑だったり、わかりにくいわけでは無いので安心してください。
個人的には他のシンセよりも操作は分かりやすいと思っています。

1. VPS Avengerとは?
VPS AvengerはVengeance Sound社が開発したソフトシンセサイザーで、Ver1の頃から色々すごかったのですがVer2になって更に機能が増え、底が見えないシンセになりました(笑)
「音を鳴らす」だけでなく、ドラム、ベース、メロディ、そして複雑なシーケンスまで「このプラグイン1つで曲の土台が完成してしまう」ほど多機能なのが最大の特徴です。複雑なシーケンスを指一本で鳴らせることから『指一本シンセ』と呼ばれることもあるとかないとか・・・。EDM、トランス、ポップス、シネマティックなど、現代の音楽制作に求められる機能やサウンドがすべて凝縮されています。
2. ここが凄い!特筆すべき機能
Avengerが他のシンセと一線を画す理由は、その「エンジン」の多様さにあります。
- あらゆる合成方式を網羅:アナログシンセの質感を出す「VA(バーチャル・アナログ)」、キラキラした音が得意な「FM」、現代的な「ウェーブテーブル」、さらには最新の「スペクトラル(周波数成分を直接操作する)合成」まで搭載しています。
- 最強のドラムシーケンサー:シンセの中に本格的なドラムマシンが内蔵されていてシーケンスも自由に組めます。シンセなのにそこらのドラムマシン以上に使えたりするのが恐ろしいところ。最新のバージョン2では、1,500以上のドラムループが追加され、ジャンルを選ばずに即戦力のビートを構築できます。
- 「ラチェット」機能付きアルペジエーター:トラップ系でよく聞く「ハイハットの高速連打(ロール)」のような複雑なリズムも、アルペジエーター内で簡単に設定可能です。
まだまだありますが、書ききれません。またの機会に。
3. おすすめポイント:なぜ「Avenger」なのか?
触れたことがない方へ特にお伝えしたいのが「圧倒的な時短」と「音の良さ」です。
- プロ仕様のプリセットが豊富:初期状態で1,000種類以上のサウンドが入っており、そのどれもが「そのままCDに使える」クオリティです。音作りに迷う時間を、作曲の時間に変えてくれます。
- 拡張性(Expansions):特定のジャンルに特化した追加音源パックが非常に充実しており、流行のサウンドをすぐ手に入れることができます。そしてAvengerのエクスパンションを買うとそのジャンルで欲しかったドンピシャの音色が手に入ります!ただし普通に買うと結構高いのでセールの時を狙って揃えていきましょう。
- オーディオプレビュー機能:プリセットを読み込む前に音を確認できるため、作業効率が爆上がりします。一般的なシンセは次のような手順で音色を選びますよね。
①プリセット選択 → ②読み込まれるまで少し待つ → ③音を出してみるがなんか違う → ①に戻る。
この手順だと待ち時間が発生して結構ダルいんです。しかしAvenger2なら大丈夫!プリセット読み込みをしなくても一瞬でプレビューが鳴ってくれるので待ち時間ゼロです。↓ こんな感じですごく快適!良い音色が見つかったあとに読み込めばいいんです。
Avenger2、ただいま春のキャンペーン実施中!4月12日まで!
結論:これは所有すべきシンセです!
VPS Avenger 2は、決して安い買い物ではないかもしれません。しかし、これ一台で得られる音のクオリティと多機能さを考えれば、バラバラにいくつものシンセを買うよりも遥かに価値のあるものになりそうです。
「自分の作る音が何かが足りない……」と感じているなら、その答えはAvengerにあるかもしれません。最新のテクノロジーを駆使してクリエイティビティを次のステージへ引き上げちゃいましょう!